結婚しても親に依存する夫に耐えられず離婚
夫28歳 妻23歳で離婚しました。結婚後しばらくは円満でしたが、だんだんと彼が義両親に対しての執着がすごいことに気付きました。例えば夫が数十万円するブランド物を買おうとしていた時に私には一切相談することもなく、義両親に相談していました。それを知った私は当然怒りましたが、それに対して義母の方も「少しならお金を援助する」と。結婚したのだから配偶者である私が一番のはずなのに、まだ親にすがり付き、義両親も息子を甘やかしていることに呆れました。結局その欲しかったブランド物は購入したようですが、そのとき私は一切干渉できませんでした。
また、夫の実家は密な親戚の付き合いがあり、相談ごとは私達夫婦と義両親のグループラインで全て共有し合うことになっていました。何かがズレていると違和感しか持てなくなった私から離婚を要求しましたが、離婚も簡単ではありませんでした。私は自分の実家に頼ろうとは思わなかったので、話し合いには夫と義両親対私一人(3対1)の状況で揉めに揉め、調停までいくところでした。最終的には離婚について夫が自分で言ってくることはなく、義両親から「離婚するから」と電話がかかってきて離婚成立となりました。
嫁の我慢が足りなかったと言われれば確かにそうなのかもしれませんが、私のように必要以上の親からの干渉に耐えられないという人も少なくはないと思います。でも結婚は忍耐の連続、私はこれくらいのことは耐えるべきだったのでしょうか?夫に対してどう接したらよかったのでしょうか?
「一人で決められない人」への接し方
あなたのように、夫と義両親との関係性がうまく行かない。もしくは、関係性は一見うまくいっているが、こちら側が多くの配慮を必要としている場合は多くあることでしょう。
人間関係において多少の配慮は必要となるものの、それが長期間になったり頻度が多かったりすると、その配慮も疲れてしまうもの。その結果、疎遠になったり関係性が崩れてしまうことはよくあるものです。
耐える・耐えないは別として 違和感が生じて積もっていくのは当然
あなたは、夫婦間の決め事も義両親とのグループラインで共有していたとのことでした。夫婦間の決め事なのに、義両親が入ってきたことについては、とても疑問に思ったことでしょう。
夫婦間での話し合いで解決できるものなのに、義両親が入ってくることによって話がこじれてしまったり、話し合いが一からになったりと 普通に話し合うより気力を必要としていたと思います。
二人の決め事を第三者が入ってくることに違和感を生じるのは当然のことです。たまにのことならまだしも、全ての決定ごとに義両親が関わっていたのであれば、あなたの悩み事はごく自然なことです。
そういった小さい違和感が積もり積もると 体の不調や不仲の原因になるのは当然のことなのです。
人間関係においてどちらかが我慢するような関係は必ず長続きしません。長続きするように思えても、その関係は脆いものです。
その違和感を感じた時には相手に伝えるようにしましょう。
相手へ伝えることは勇気や努力が必要ですが、長続きする関係性を作るには必要なことです。話し合いを重ねるにつれてその関係性は深まっていくことでしょう。
「一人で決められない人」には「あなたがどう思っているか?」を尋ねる
人間関係や悩み事において 自分で決められない人は一定数います。それがどんな悩みでも、誰かに決めて欲しいのです。自分の悩みを誰かに問いかけ、それに対する反応や意見を確かめていくクセがついていると言えます。
そういった人は、決定力が欠けているのではなく、思考が足りないことが多いです。悩み事の解決において、相手の判断や思考を頼りに解決するクセがついてしまっているので、そういった方法でしか悩みごとの解決ができないのです。
そういう人には、あなたがどう思っているか?を聞いてあげましょう。
誰かに相談して決定した物事を伝えられたら、そのことについてどう思っているかを聞いてあげてください。
・・・を質問してください。
自分がその物事にどう感じているのか。誰かに相談して悩みを解決している人は、そういった思考のプロセスが欠けていることが多いのです。
また、自分の決定したことについて自信が持てないことが多いです。
そのため、あなたはその人に対して疑問を感じているのであれば、そのことについて質問をするようにしてみてください。
そして、その結果に出した答えについてはなるべく、尊重し肯定するように配慮をしてください。
そのくせをつけることで、依存心が強く一人で物事を決断できない人でも 自分自身で判断し行動できるように変わっていくことができます。