昔好きだった人と再会して不倫…旦那と穏便に離婚したい!
30歳主婦です。不倫相手の彼は同級生で独身です。彼と私は小学校からの同級生で 私がずーっと一途に好きだった片思いの相手でした。
私のほうから彼に大人になってからもアプローチをしていて、何度か一緒に遊びに行った時に手を繋いでくれたりしていたのですが 思い切って告白してみたらフラれてしまいました。それにヤケになって他の相手を探していて出会い、結婚したのが今の旦那です。
ある日、私は片思いの彼と街でばったり出会ってしまい、久しぶりに彼の姿を見た時に昔のトキメキが戻ってきてしまいました。
彼から「LINE交換して」と言われて言われるままに交換し、世間話ですがとても楽しく会話していていました。
ごく普通の会話なのにコソコソしてしまっている自分がいて、そこで私は彼にまだ恋心を抱いてる事に気づきました。
それを彼に正直に打ち明けると 彼も私のことを好きなんだと逆告白。
そんな事を知らない私は 別の人を探して さっさと結婚してしまったのです。
互いに惹かれ合っていることに気づいてしまったら、もはや別れるなんて無理でした。旦那の目を盗んで2人で会うことが多くなり、旦那が夜勤の日には彼を家に上げて 朝まで一緒に過ごしています。
旦那とのセックスでは、私はいつもイクふりをしてしまっています。実際にはイク事はなく終わっているのですが、旦那と違い 彼とのセックスは相性がよくてイク快感を得られるので、ますます旦那とのセックスが億劫になっています。
このままじゃいけないとはわかっているのにどうする事も出来ず、行動する勇気もなくズルズルと関係が続いています。
今の私はすぐにでも旦那と離婚したいと考えているのですが、穏便に離婚する方法があれば知りたいです。
あなたの現状に合ったリスクの一番少ない離婚条件を選びましょう
上手く離婚するためには、まず離婚できる条件はどのようなものかについて知り、その上で、どの条件が自分に当てはまりそうかを考えることが必要です。
また話を進めるに当たってリスクもありますので それも充分に考慮した上で最もリスクが少ない方法を選んでください。
彼を自宅に招いている行為も穏便な離婚協議には非常にリスクが高い行為です。
リスクを抑えて話し合いが穏便に進むように出来るだけ準備をして交渉に臨みましょう。
離婚できる条件はいくつかある
まず離婚を考える上で、どうしたら離婚できるのか、離婚の条件を知る必要があります。
離婚できる条件を知ることで、ご自身をどの条件に当てはめて話を進めればよいのかが分かります。
離婚が認められるためにはいくつかの要件があります。
協議離婚は夫婦双方が離婚に同意をすればいつでも離婚でき、理由を問わない方法があります。これが一番穏便に離婚できる方法です。
では相手が同意しない場合はどうなるかというと、それでも法律で定められた理由があれば離婚できます。
これを法廷離婚事由と言います。つまり離婚を掛けて裁判で争うわけです。
具体的には5つの条件があります。
- 「不貞行為」…不倫。肉体関係もあること
- 「悪意の遺棄」…一方的に家を出て生活費をくれない
- 「3年間の生死不明」
- 「強度の精神病で回復の見込みが無い」
- 「その他婚姻を継続し難い重大な事由がある場合」…例えばDVや長期の別居、浪費や不労、犯罪行為、性的不能、性格の不一致など
これらの条件が一つでもあれば即離婚できるというわけではなく、これらの条件が重なることで 裁判所で認められて離婚できる可能性が高まるということです。
しかしどの条件も客観的に証明できなくてはならず、自分で証拠を集める必要がありますので ハードルが非常に高い方法と言えます。

離婚事由で争うのはハードルが高くリスクもある
しかしこれが難しそうだ、となった場合には、離婚事由で争うしかありません。
仮にそうなった場合にあなたの状況を考えると、旦那さんが不貞行為を行っているか、家を出て生活費を振り込まないという状況が新たに生まれない限り、該当する可能性があるのは唯一「その他婚姻を継続し難い重大な事由がある場合」だけだと思います。
旦那さんにDVは無いか、浪費で家計が困っていないか、親戚との不和で困っていないかなどを 改めて考えてみてください。
性格の不一致だけで離婚が認められることはありませんので、これ以外にも複数の要素を絡める必要があります。
この離婚事由で争おうとした場合には気を付ける点があります。
「有責配偶者」と言って、離婚事由を自ら作った方からの離婚請求は原則認められないのです。
ですから、彼氏との関係は見つからないようにしながら、旦那さんの離婚事由に当たる行為を探る必要が出てきます。
ハードルが非常に高い上に、自身も大きなリスクを負うことになるわけです。
何とか協議離婚で進めるのがベスト
より早期に離婚が成立するのも協議離婚です。なんとか相手方の同意をもらって 協議離婚してもらう方向で考えましょう。
そのためには相手方がどのような条件であれば離婚していいと考えるのかを把握することが重要です。
相手方が難色を示すような場合には、相手方の条件にできるだけ沿いながら交渉するなどという必要も出てきます。
彼氏との関係が発覚した場合には慰謝料が発生することも覚悟する必要がありますので、関係を伏せたままで離婚協議を進められるのが理想です。
この点では、自宅に彼を招いているのは非常にリスクが高い行為ですので、くれぐれも気を付けましょう。
離婚協議では「争う」というよりは「理解してもらう」「諦めてもらう」といった方向性の方が穏便に進みます。
旦那さんの性格によりますが、ストレートに「どうしても忘れられない人がいる」と言って理解してもらえれば一番良いですが・・・難しければ「埋められない価値観の相違」や「性格の不一致」「性の不一致」などを具体例とともに挙げるのが良いでしょう。
この場合には、かなり駆け引きも必要にもなりますので、できるだけ多くの具体例を用意しておくことをお勧めします。
協議離婚してもらうための条件交渉を上手くやりましょう。
その為にはどのように言えば旦那さんが納得するのか、旦那さんの性格を考慮した上で価値観や性格、性の不一致などを理由にして多くの具体例を準備した上で交渉しましょう。


