10年以上連れ添った夫婦がセックスで盛り上がるには?
36歳女性です。夫は33歳、出会ってから12年、結婚してから10年の夫婦です。
私は子育てやら体力が落ちたやらで性欲が衰えてしまい、最近では月に1回くらいしかセックスしていません。正直、セックスするなら1枚でも多く皿を洗いたいし、1分でも多く寝たいといった気持ちの方が強いです。
昔は夫のリクエストに応えてコスチュームプレイをしたり、ローションを使ったりと色んな要素を盛り込んでいたのですが、そんなものを準備する気もなく、エッチが昔に比べたら盛り上がりにかけるといった感じです。
やっぱり20代の時とは違って体形も崩れてきてるし、セックスのやり方だってお互い熟知しているし…とどうしてもネガティブな思考が強くなってしまいます。
夫は私の気持ちに気づいておらず「一緒に風呂に入ろう」とか「電気つけてやろう」とか呑気なことを言っています。一緒にお風呂には入るもの、電気をつけてセックスするのも、たるんだお腹とだらしない体のラインが見えるので 私は全力で拒否していますが…。
私自身夫が嫌いになったわけでもないし、頼りになるなと思うこともあるので、夫とのセックス自体が嫌なわけではないです。ただこの気持ちをどうしたらよいのか、リアルでは相談しにくくもやもやしています。
昔みたいにセックスでどっぷり気持ちよくなりたいので、10年以上長く付き合っている者同士でも盛り上がるセックスのやり方、シチュエーションを知りたいです。
旦那さんと2人きりのデートで、「新鮮で濃厚な夜」を演出
- 2人きりの時間(出来れば丸一日)を作り、2人きりのデートをする
- あとのこと(夜になってからのセックスのことなど)は考えず、2人の時間を楽しむことを優先させる
- デートコースにサプライズも含めてみる
- 家には帰らず、ホテルなどを利用してみる
まずは旦那さんと「2人きりのデート」を!
旦那さんとの、20代の頃のようなセックスにどっぷりと浸かりたいということですが、あなたが仰る通り、やはり年齢と共に体型が昔とは変化して来ますし、不安もあるでしょう。
しかし、旦那さんの方に全くその意思がない場合はちょっと難問なのですが、お悩みの文を読む限り、旦那さんは「十分その気あり」と感じます。
更に、あなたは旦那さんを嫌いになったわけではなく、十分に「愛している」とのこと。とすれば、突破口はあります。
まずは、「初心に帰る」こと。少し気恥ずかしいかもしれませんが、旦那さんと「2人きりのデート」をしてみましょう。
文章を読む限り、子供はまだいないようですが、いるとしたらご両親に預けるなどして、2人きりのシチュエーションをまず作ります。
そして、意識して「若い恋人たち」のように、遊園地や映画などに行って、思い切り「デートを楽しむ」のです。
これはあとのセックスのことは考えず、まず「デートを楽しもう、夫と2人の時間を楽しもう!」という気持ちでいることが大事です。
あとのことを考えていると、そればかりに気をとられ、せっかくの2人の時間を無駄にしてしまいかねません。
ディナーなどは「サプライズ」も入れてみる
旦那さんは今もあなたにセックスを持ちかけてくるくらいですから、こういったシチュエーションになれば、積極的にあなたにアプローチしてくれます。
遊園地では合間に食べ物を買ってくれたり、映画館に入れば、隣にいるあなたの手をそっと握ってくるかもしれません。
あなたもそれを「気持ち悪い」などと思わず、素直に受け止めましょう。
最初はお互い照れくさいかもしれませんが、時間が経つに連れ、新鮮なときめきを覚えるようになります。
出会ってから月日が経過していると、どうしても新鮮味が乏しくなりがちですが、年齢的にはあなたも旦那さんも、まだまだ「現役」の歳です。
30代中盤や後半で初婚、または再婚して新しい相手とセックスに励むカップルは大勢います。
あなたは自分の体型などを特に気にしていますが、それよりも大事なのは「気持ち」です。
その気持ちを盛り上げるために、「2人きりのデート」は効果的なのです。
なので、おおまかなデートコースは2人で決めても、ディナーなどは旦那さんに任せるのもいいかもしれません。
旦那さんも、「今のあなた」を満足させようと、色々知恵を絞るでしょう。
出会った頃と同じようなわけにはいかないけれど、あの頃に比べれば、お金にも余裕があるはずです。
旦那さんのサプライズなディナーを楽しみにするというのもひとつの手です。
ごく自然に、求め合う2人
デートを終えての帰り道、まっすぐ家には帰らずに、出来ればホテルなどを取って「違う空間」に浸りましょう。
ここまでデートというシチュエーションを作り上げたのですから、今までの「日常」に帰ってしまうのは勿体無いです。
名のあるシティホテルで、夜景が見える部屋などもいいですが、今はラブホテルもかなり洗練されていますので、少し高めのラブホテルに行ってみるのもアリです。
恐らく若い頃は旦那さんと2人でラブホなどにも行ったことがあるかと思いますが、そんな昔を懐かしみつつ、「今はこんなに凄いんだね~!」と、2人ではしゃいでみるのも楽しいものです。
こうして2人きりの時間を丸一日満喫すると、不思議なもので、夜になると自然と「お互いを求める」気持ちになっています。
なぜなら、現に旦那さんは今もあなたをセックスに誘っているわけですし、あなたも旦那さんを愛しているわけですから。
2人の時間の最後は、体を求め合う。愛し合う男女として、自然な行いです。
そこに体型がどうとか、プレイがどうとか、余計な要素が入り込む余地はありません。愛するもの同士、存分に気持ちをぶつけあって下さい。
昔に比べると回数や時間などはやはり「減少傾向」にあるかもしれませんが、それはお互い様です。
「その一夜」を、二度とない一夜と思い、満喫して下さい。