家計管理は夫。ブランド品が増えてることが気になる…
29歳女性です。夫は33歳です。私は家庭内の金銭管理のことで悩んでいます。
結婚して3年が経ち、私自身は結婚を機に仕事を辞めて家庭に入ることになり、専業主婦で収入はありません。
結婚した当初、金銭管理について話し合いの機会を設けることはなく、今は夫がすべてを管理しています。
そのため、いくら収入があるのか、どれくらいの貯金があるのかなどについて全く知りません。私は毎月必要最低限の生活費をもらい、その中でやり繰りしています。
夫が家庭の財布を管理することについて、不満は全くありません。むしろ、仕事をしていると接待や急な誘いなどで急にお金が必要になることが多いので、夫が管理してくれていたほうが夫自身も気が楽になるだろうと思っています。
しかし、ちょこちょこブランド品が増えていることが目につきます。
仕事をがんばってもらっているので、たまにのご褒美なら私も良いと思います。我慢していてはストレスが溜まってしまいますし、好きなものを手に入れられることで、仕事のやり甲斐にもつながると思うからです。
しかし、夫は物欲が強く、高価なものも平気で買ってしまいます。結婚前からお金遣いが荒いようには感じていました。
これから先必要になるであろうお金のことはしっかり把握していて、余裕があるから使っているのであれば別に構いませんが、そうではないのでないかと思ってしまいます。
話し合いの機会を持つべきだとは思うのですが、仕事が大変でストレスを抱えていそうなので、更なるストレスを与えてしまうのではないかと思って踏み切れません。
このままで家庭がうまくいくのか、この先大丈夫なのか不安で、今の家庭内の金銭管理の改善方法を知りたいと思っています。
ファイナンシャルプランナーに夫婦で相談し家計を把握するのがおすすめ
将来の家族計画を確認しましょう
旦那さんが仕事のストレスを抱えており、家計について話し合うことで更なるストレスを与えないかを気遣う、あなたはとても優しい方ですね。
しかし、夫婦や家族にとって金銭問題や家計管理は重要な問題です。
二人の問題として真剣に取り組むためには、やはり旦那さんとの話し合いは避けられません。
かといって、旦那さんのお金の使い方について言及すれば角がたつかもしれず、悩むところです
そこで、まずは金銭の問題や家計管理の話し合いの前に、お二人の家族計画についてを話し合ってみてはいかがでしょうか。
ご結婚3年目ということで、お二人の間でそろそろ子供を作ろうなどというお話はでていませんか?
お二人ともに子供を望んでいるのであれば 旦那さんも家族計画の話には協力的なはずです。
子供がいる家計というのは現在の二人だけの家計とは全く異なる金銭感覚が必要になります。
出産費用や育児費用、子供用品、学費や保険、子供が成人するまでにかかるお金はいくらでもかかります。
その大きな特徴は「子供の成長に合わせて」かかるお金を算出しなくてはいけないということです。
旦那さんと子供の話をする機会を設ける以前に、子供が産まれたらかかる金額を算出しておきましょう。
友人や両親など参考にできる方々から話を聞くことが一番簡単ですが、自分でもネットや本を駆使して子供が成人になるまでにかかるお金を概算してみると、今からどれだけお金を用意しておけばいいのか、これから毎月どれぐらい必要になるのかの目安がわかるようになります。
特に男性は数字には強い方が多く、現実的な数字をみると今の現状が把握できるため効果的な方法です。
旦那さん自身が「このままの金銭感覚では難しいかもしれない」とうようになることが大事なのです。
家計管理をファイナンシャルプランナーに相談してみる
そして、現在あなたは旦那さんの収入や貯金について全く把握していないということですよね。これでは不安になっても仕方がありません。
ましてや、増えていく旦那さんのブランドの品々を見れば、旦那さん自身の金銭管理も心配になります。
最悪の場合、借金をしている可能性も考えなくてはなりません。
ただし、金銭問題について旦那さんに直接お話するのは、専業主婦のあなたにとっては難しく感じられていることでしょう。
現状生活費は過不足なくもらっているようですし、あなたは旦那さんが仕事へのご褒美のために「余裕があるから使っている」分には受け入れています。
しかし、同時に「これから先に必要になるであろうお金のことはしっかり把握していて」という条件もつけています。
つまり、あなた自身は「これから先に必要になるであろうお金」がなんなのかも把握していないということでもあります。
先ほどの子供を作る・作らないの場合で家計が異なるお話をしましたが、作らない場合でも夫婦二人の老後ののお金は必ずかかります。
車を買い替えたり、家を建てたり、場合によって親の介護なども考えられます。
現状、貯金についてもされているかどうかもわからない状態では先行きは不透明すぎます。
そこで、お金のことはファイナンシャルプランナーに相談してみるのはいかがでしょうか。
ファイナンシャルプランナーとは家庭の収入や家族構成や資産状況から、老後やこれからの生活に必要なお金などを考えてくれる資格を持つアドバイザーです。
つまり、お金に関するプロフェッショナルな人にあなたと旦那さんの今後に役立てるため、今の状況を伝えてみることです。
しかし、年収や貯金などかなりプライベートに深く切り込んだ個人的な話をすることになるので、旦那さんは抵抗があるかもしれません。
その場合は、保険の見直しを口実にしてみてもいいかもしれません。
特に最近増えている、保険相談ができる店舗の多くでは ファイナンシャルプランナーが無料で相談に乗ってくれています。
現状、旦那さんやあなたが保険に入っているのかはわかりませんが、保険の必要性についての理解は感じているのではないでしょうか。
旦那さんには「自分たちにはどんな保険が必要なのか知りたい」などと言う切り口で、夫婦で保険相談に行くことを持ちかけてみてください。
2人の今後のために妻もしっかり発言権を持つべき
縁があって結婚した相手です。最後まで添い遂げるためには多少の衝突も乗り越えていく必要があります。
あなたが思っている家計の不安は現状旦那さんに伝わっていないと考えた方がいいでしょう。
あなたの場合は家計のことよりも先に、あなたが旦那さんに発言権がないと感じているところに本当の問題があります。
もし、自分が働いておらず収入の上で旦那さんに負い目を感じているのなら、再度自分も働くことを想定にいれておくのもいいでしょう。
しかし、本来夫婦は対等なのですから旦那さんとしっかり話し合いをするためには、あなた自身が「相手だけに頼り過ぎてはいけない」「自分自身でも二人の今後を考えている」という意識を持ち、しっかり旦那さんに伝えることが最善の方法です。