AVというと、男性が欲求不満解消のために見るイヤらしいものと思っていませんか?
まだあなたが幼い頃、レンタルDVDの18禁コーナーは立ち入っちゃいけない別の世界だと思っていた女性も多いはず。
今は、女性向けに特化してAVがどんどん発売・発信されているのです。
今話題の「エロメン」や、BL(ボーイズラブ)AVについてもあわせてお伝えしていきます。
女性向けAVは男性向けAVと違いイケメンが配役されている
男性向けAVを見たことある人や、ネットサーフィンをしていると目に入って来るアダルト関連の動画のバナーでよく目に付くのは、男性がイケメンでない場合が多いということです。
言ってしまえば当たり前のことですが、男性は女性の体をみて興奮するためにAVを見ています。そこに出てくる男性がイケメンでもそうでなくても、どっちでもいいのです。
AVに出てくる女性が酷い目にあっていればいるほど、興奮する男性も多くいるでしょう。
女性がAVを見る時、多くの人が自分をAVの女性に投影するので、イケメンが出てくることは最重要と言っても良いでしょう。
ステキな男性に、気持ちいいことや大切に扱われている自分を想像して、幸せな気分になる過程は、AVも少女漫画も同じです。
女性向けAVは男性向けAVとちがって、ストーリー性重視
男性向けAVと女性向けAVの違いでもう1つ大きなものは、ストーリー性の有無です。
男性向けAVも、設定などに沿って多少ストーリー性もあるものが多いですが、やはり何というか、雑なストーリーが多いです。その流れでセックスすることにはならないでしょう、と女性側からしたら少し冷めた気持ちで見てしまいそうものが目に付きます。
そこには女性にとって大切な、セックスする相手との心理的なコミュニケーションも足りません。
男性は、本能でセックスをするので心とセックスは別物だと捉えがちですが、女性にとってセックスと心はセットなのです。だからこそ、女性向けAVで女性の扱いが雑だと気が削がれるし、見たいと思わなくなってしまいます。
最近作られている女性向けAVは、ロマンチックなストーリーの結果がセックスだという女性なら憧れてしまいそうな作りこまれたストーリーが多いのが特徴です。
女性向けAVは女優もどこか品がある
男性向けAVに出ている女優さんが、品がないと言っている訳ではないことを最初に明言しておきます。
男性向けAVに出ている女優さんは、凄く性的で洗練されたような雰囲気を持っていて自分はこんな風に華やかでもないし、積極的にはなれないと、女性視聴者は引いてしまいがちです。
女性向けAVに出てくる女優さんは、可愛らしいどこかウブな雰囲気を身にまとったり、地味目な雰囲気の方も多いです。
女性がAVに求めるものは、自分の分身に置き換えられる現実味です。女優さんが視聴者にとって親近感を持てるタイプなのかどうかも、重要なポイントだと言えるでしょう。
女性向けAVは映像もキレイな雰囲気
男性向けAVと比べて、女性向けAVは、映像の雰囲気全体がエロスを感じるよりも、どこか爽やかな雰囲気を感じるように処理されているものが多いです。
AVというイヤらしいものを見ているという認識を、視聴者に与えないために映像全体がキレイなものが多いので、見ていて不快になることもありません。
女性向けAVにはBL(ボーイズラブ)も含まれる
イケメン男優と可愛い女優さんのセックスには興味はないよ、とこの記事を閉じようと思われた方、ちょっとお待ちください。
実は、女性向けAVにはBLも含まれているってご存知でしたか?
ご存知ない層の方に向けて解説しますと、最近話題になったドラマや、漫画など色々な所でも話題になっている、男性同士の恋愛の描写をBL(ボーイズラブ)と言います。
BLを好きな女性、腐女子と言われる人たちの間では、ゲイビデオ、男性同士で実際に恋愛をしている方向けのAVを購入してその欲求を満たすことが主でした。
しかしゲイビデオも男女の普通のAV同様ストーリー性に欠けたものが多く、女性としては物足りないものを感じていたのです。
最近は、ゲイビデオというよりも、女性向けのAVとしてのBLAVの数がかなり増えてきました。
キレイ系や、イケメンの男優さん同士がセックスをしている様子を鑑賞できるとあって、とても重宝されています。
今話題のエロメン(AV男優)を紹介!好みの男優さんを見つけて!
鈴木一徹
鈴木一徹さんは大卒のイケメン男優。甘いマスクで女性に大人気で、現在まで出演したAV作品は2000本以上に上ります。
数々のTV番組にも出演していて、今後の活躍も期待できる男優さんです。
中央大学法学部卒業卒、エロメン三銃士の一人で、公認会計士の勉強中にAVに出ることになったという、インテリ具合とのギャップも魅力的。
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有馬芳彦
エロメンの中でも驚異的な人気のある有馬さん。
有馬芳彦さんは画像を見て頂ければ分かりますが、透明感のあるお顔立ちと、優しい眼差しに普通に恋に堕ちてしまいそうな魅力をお持ちの男優さんです。
女性向けAVのメーカー【Love Place】主催のイケメンコンテストでグランプリを獲ったことのある自他共に認めるエロメンです。
男性向けのAVには出たくないと話したことがあって、女性にとって憧れの雰囲気を崩さないままでいてくれる、王子のようなエロメンです。
ちなみに好きなAV女優は長瀬愛さん、桃井望さんらしく、何だかジェラシーを感じてしまうファンの方も多いのでは?
前職は映像制作会社のADをされていたとのことで、「セックスじゃなくて演技をしたい」という有馬芳彦さんの考えにも頷けますね。
月野帯人
月野帯人さんは普通の女性向けのAVだけでなく、ゲイビデオにも出演しているエロメン。
数々のメディアにも出演していて、なんと写真集も発売しています。
さらに月野帯人さんは劇団Rexyにも所属していて、役者としても女性のハートを鷲掴みしているとか。
SILK LABOエロメン三銃士の1人でもあり、そのイケメンさは折り紙付きであります。
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清水健(しみけん)
先で紹介した鈴木一徹さんも師匠と仰ぐエロメンで通称「しみけん」は1979年生まれ。
しみけんは当時ゲイ雑誌の編集者だったマツコ・デラックス氏の後押しを受けてゲイ雑誌デビューを果たし そのまま業界入りしたため 法政大学に入学したものの、大学には通わないまま中退しています。
東京オープンボディビル選手権大会60kg級で6位になり、AV界のマッチョとしてその位置を確立しています。
普通にセックスするのではなく、トレーニングのように楽しむことで有名なしみけんは、少し変態なアブノーマルなものが好きとのことです。
SMなどではなく、アナル舐めや脇のにおいを嗅いだり…なかなかな趣味で それも作品のエロスに繋がっているのでしょうか!?
AV男優しみけん(清水健)結婚! https://t.co/qtDGMBVdne pic.twitter.com/kvhF9DtWG0
— Focuz.cc (@FocuzCC) 2018年7月27日
しみけんは作家のはあちゅうさんとの事実婚でも話題になりましたね。
女性がAVを見ることは恥ずかしいことじゃない
ここまで読んで、でもやっぱりAVなんてイヤらしいものは見たいと思えないとまだ思う方もいると思います。
私もかつてそうでした。少し性的な描写がある漫画は読めても、映像となるとどこか抵抗があることも事実でした。
でも旦那とセックスレス気味な奥さんが、女性向けAVを見て心の元気を取り戻して、女性としての自信を持ち始めることもあります。
メンタルの影響は大きいですし、女性として生まれたからには、男性に愛されたいと思うのは当然のことです。
現実の男性は、必ずしもスマートで、丁寧で、優しい気持ちいいセックスをしてくれるとは限りません
自分の欲望に忠実なセックスをしてしまうのは、ある意味男性の本能のようなものなので、仕方ない部分もあります。
現実で素敵な男性との縁に恵まれなくても、女性として愛されてセックスをしたいという気持ちも当然のものです。
女性向けAVは、女性にとって夢を見させてくれているものです
抵抗がある、と線引きをしないで、少女漫画にトキメキを覚えた頃の気持ちを思い出して、ぜひ一度女性向けAVを見てみてくださいね!